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成功する採用サイトに必要な11のコンテンツ
採用ブランディング 2021-04-26
前回の「企業サイト内の採用ページがもたらす効果とは。」では、企業ホームページ内の採用サイトを設ける必要性などについて紹介しました。
では採用サイトには、どのようなコンテンツ(内容)を掲載すればいいのでしょうか。そのポイントを説明します。
1.トップメッセージ
企業の人材に対する思いや、新しい人に求めていること、会社のビジョンについて伝えるためには、代表者のメッセージが有効です。代表者が自分の言葉で思いを語ることで入社意欲を高めてもらえます。
2.当社の強み
技術力の高さや会社の歴史、これまで手がけてきた案件、こだわりの商品や技術、資格者数、取引先からの評価など、他社にはない魅力を伝えましょう。
3.仕事内容
仕事内容は抽象的な表現ではなく、仕事の流れを紹介したり、仕事の内容を細かく箇条書きにするなど、具体的に分かりやすく書きましょう。また、一人ひとりが個別に仕事をするのかチームで仕事をするのか。成果重視なのか過程重視なのかなど、評価や仕事への向き合い方、評価のポイントなども明確にしましょう。
4.社員紹介
社員紹介は、最も重要なコンテンツのひとつです。実際に働いている社員を紹介することで、入社後の姿をイメージしやすくなります。「任せられている仕事内容」や「1日のスケジュール」「苦労すること」「成功体験」「失敗談」「上司や同僚とのやり取り」などを具体的にまとめてみましょう。
5.入社後の研修体制
入社後に、どのような仕事から始めるのか、先輩・上司がどのようなサポートをしてくれるのかを具体的に書きます。研修体制やサポートの充実ぶり、先輩の親密度などを強調するとよいでしょう。
6. 資格・求める人物像
応募条件がある場合は詳しく明記しておきます。
・学歴 ・資格やスキル、経験 ・年齢 ・求める人物像 など
年齢は基本的に限定できませんが、掲載する場合は、その理由を明記します(長期的なキャリア育成のためなど)。資格やスキル、経験については、「必須の条件」なのか、「必須ではないが、あれば優遇・歓迎」でいいのかを明記します。
求める人物像については、「コミュニケーション力のある人」といった抽象的な表現ではなく、「人前で堂々とプレゼンできる人」「人から相談を持ち掛けられる人」など具体的に書きます。また、「当社に向いていないかもしれない人材」を書いておくと、ミスマッチを防ぐことができます。
7.キャリアパス
自分がどのように成長でき、どのようなキャリアを描くことができるのかも、企業選びの重要な要素のひとつです。いま活躍している人材をモデルにして、数年後、どのような仕事をして、どんな立場になっているかを説明するとイメージが湧きやすくなります。
8.募集要項
・募集職種 ・雇用形態 ・勤務時間 ・給与 ・休日 ・保険
給与については、入社数年後の年収例を掲載しておくと、今だけではなく将来の給与のイメージがしやすくなります。月平均の残業時間なども気になるので可能であれば明記しておきます。
9.福利厚生
研修制度や福利厚生について詳しく紹介するページを設けましょう。
福利厚生施設の他、産休・育児休業制度がある場合は強調しておきます。社員旅行や懇親会は会社の雰囲気を伝えられますが、敬遠する人もいるので、掲載するかどうかはよく検討しましょう。
10.選考プロセス
応募してから、面接、採用に至るまでの選考プロセスについても記載しておきましょう。
11、会社概要
会社概要についても必ず記載しておきましょう。企業ホームページと同じでもいいですが、具体的な事業内容を採用サイトでも忘れず明記しておきましょう。
>>前回の記事:企業サイト内の採用ページがもたらす効果とは。
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