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ブランディングとは企業を○○になってもらうこと
ブランディング 2021-08-26
ブランディングと聞いてどのようなイメージを持ちますか?
「企業のイメージを表すもの」「その企業を見て何の会社か認識できるもの」
「シャネルやグッチなどのブランド」や「TOYOTAといえば性能のよい自動車」
というイメージを思い浮かべる人もいるかもしれません。
「あなたとコンビに」「ノーミュージックノーライフ」「水と生きる。」などの言葉を聞いて
企業をイメージする人もいるかもしれません。
こうした言葉は、果たしてキャッチコピーなのか、企業メッセージなのか、
また、これらの言葉が企業のブランディングにどう関係しているのか?
今回はこのような事を紐解きながら、
企業を表す“言葉”に着目したブランディングについて考えていきます。
■企業ブランディングの役割
私たちが商品やサービスを購入する目的はさままざです。
同じような商品の中から、ひとつの商品を選ぶ過程では、商品の特徴も重要な要素になりますが、
「この企業の商品なら安心。」「信頼できる」といったことも決め手になっているのではないでしょうか。
このように商品を購入する際に、人の気持ちを後押しするものが企業ブランディングの役割です。
■ブランディングとは、企業を〇〇になってもらうこと。
人を好きになる時、その人の雰囲気や性格だけでなく、
その人の根底にある情熱、ビジョンや想いなど、
その人の思いや考えを知る事で、魅力を感じることはありませんか?
企業に置き換えて考えると、商品やサービスの特徴だけではなく、
自社のミッションや理念をコーポレートスローガンや企業メッセージとして伝えることで
より好きになってもらえる可能性があります。
それがブランドとなり、企業のブランディングに繋がっていきます。
企業ブランディングは
“企業を好きになってもらうこと”
自社のミッションや理念を伝えることで
より好きになってもらう。
それを目指していくものです。
■コーポレートスローガンを掲げる
事例として、キリンのコーポレートスローガンができあがった経緯をご紹介します。
キリンのコーポレートスローガンは「よろこびがつなぐ世界へ」です。
この言葉はキリンホールディングスのブランド戦略部の方が作り出した言葉です。
この言葉を生み出すために、社員たちの考え方の根底にある何かを見つけるべく、社内外へのインタビューが重ねられたそうです。
===
当初は、「健やか」といったキーワードが出てきたが「健康が最終目的ではなく、
健やかだからこそ得られる、その先のもの」を考えていくなどした結果、
「よろこび」「つなぐ」「世界」といったキーワードが浮かび上がってきた。
(参考:日経ビジネス)
このフレーズは、
企業のPR、販促ツール、社内報、社外広報など、
全ての媒体にコーポレートメッセージとして使用されており、
多くの人が様々な機会に目にし、意識の中に自然と入っていきます。
この「よろこびがつなぐ世界へ」というフレーズを目にすると、
キリンの商品を購入することによって、よろこびを感じる世界を実現しようという意図が伝わってきますね。
☆コーポレートスローガンは、企業全体の理念を伝えるもので、
企業のミッション、ビジョン、バリュー(MVV)等のエッセンスから、
企業の考え方やあり方を解りやすく言語化したものです。
企業を表す言葉に着目してみると、企業ロゴの周りに記載された言葉の意味を知りたくなりませんか?
ブランディングは、独自性を発揮し市場を勝ち抜いていく為に必要な戦略です。
企業を好きになってもらい、他社との差別化を図り、選ばれ続けるために
“企業の思いを伝える言葉”を創るというブランディングから始めてみるのも良いかもしれません。
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