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自社の志って何だろう?(パーパス経営について考える)
先日、パーパス経営をテーマにしたセミナーを行いました。
パーパスとは
パーパスは会社としての利益を上げながら社会貢献もしていくという考え方です。
本来、企業は儲けるための組織ですが、社会的なミッションがないと前に進んでいかないですね。
つまり、パーパスは企業の本質そのものです。
今は不確実性が高くて先が見えないVUCAの時代。
そんな時代だからこそ、明るい展望を描いて、楽しく幸せに生きていこう。という考え方なんですね。
ちなみに、今の若い人はパーパスという言葉に非常に敏感で、社会貢献の意識がかなり高いといわれています。
もっと平たく言うと「お金以上に、人を幸せにすること、人の役に立ったと思ってもらえることで自分も幸せになる。」
という考え方が強く、その要素が相まって、パーパス経営が求められています。
サステナビリティ、SDGsへの意識の高まり・ミレニアル世代の価値観の変化“
何のために事業を行うのか”といった社会価値の創出を求める傾向にあります。
志を言葉にしてみる。
夢や志は言葉にして発信することで行動も変わってきます。
今まで何となく考えていた部分を整理して、
思いを明確にすることで目標がはっきりしてきます。
パーパス=志
パーパスは人の思いを中心とした、目に見えない資産です。
・「自分は何のために存在するのか」を問い、
・他者にとって価値のある事をしたいと思う信念であり、
・日本の企業が昔から持っているもの。
そして、ミッション、ビジョン、バリューの上位概念です。
「志」がある事で企業の存在価値や、自分の存在意義が明確になります。
セミナーでは、
ミッション(使命)、ビジョン(目指す未来)、バリュー(価値観)を見つめなおして
自社が目指す未来や目標を再発掘していきました。
パーパスの効果
・ブランディングに繋がる
パーパスブランディングともいわれますが、
これまではお客様に提供できる価値を伝えることでブランディングしていましたが、
パーパスブランディングは「お客様が幸せになるために、自分たちがどんな思いで、どのような活動をしているのか」
を伝えることで、共感を集めて自社のファンを獲得していく考え方です。
・パーパス・ドリブン
従業員が突き動かれている状態のことで、企業がパーパスを掲げることで、
自社の社会的存在意義に価値を感じ、組織内での共通認識が生まれます。
・採用ブランディング
パーパスを掲げることは採用にも有利です。
エントリー前から採用サイトを通じた理念共感・理解を得る事で、求める人材像と出会える確率が高まります。
採用ブランディングは、採用におけるミスマッチ、人事担当者の選考負担を減らすことにも繋がります。
採用サイトを作る時は当社の特徴、働きやすさ・・など自社目線で作りがちですが、
実は、求職者は下記のような事を見ています。
●存在価値のある会社
●理念・ビジョンのある会社
●夢のある会社
●キャリアプランが描ける
●成長を感じる会社
会社の志を力強く伝える事が大事です。
中小企業こそパーパスを掲げよう。
なぜなら
パーパスは“人も社会も会社も幸せにしていくため”の経営手法だからです。
パーパス経営は大企業でもまだ一部しか取り入れられていません。
だけど、、、パーパスをやって売り上げが上がるのか?という疑問が出てきますよね。
前述のとおりパーパスは企業の本質であるべきものです。
だからこそ、中小企業こそ自社の志について考え
自事業の未来を見据えた存在意義を伝えていく事で
他社との差別化、採用、事業承継、ブランディング繋がります。
そして、パーパスがあるなしで反響は大きく変わります。
パーパスとプロフィット
パーパスは志(存在目的)、プロフィットはもうけ、利益、収益ですが、
パーパスとプロフィットを両立して理想を現実に変える事ができます。
⇒その目的は、人々の生活をより良くするために。
ちなみに、渋沢栄一氏は「人がより良く生きるために」を常に考えていました。
理念は
「利益をみんなのため、社会のためにもなる出し方にすること」
この言葉はシンプルにして最大の教えだと思いませんか。
利益を上げながら社会貢献をすることは、
人々の心を豊かにし、企業の未来を創っていきます。
ぜひ志を掲げて未来に繋いでいきましょう。
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